口を開けると顎がカクカク音がする、痛みがあるなど、このような症状の方は顎関節症の可能性があります。顎関節に異常が生じていると想像されるかもしれませんが顎関節症にはいろいろなタイプがあります。
●1、関節には、軟骨、靭帯、関節包といった組織があり、そういった組織に無理な負荷がかかっていたんでしまった場合
●2、口を動かしたり咀嚼時に重要な筋肉に炎症が起きてしまった場合
●3、正常な顎関節は口を開ける動作に応じて関節円板と言われる組織がクッションの役割を果たしています。この関節円板が前にズレてしまった場合
●4、関節円板が前にズレ、加齢などにより軟骨が薄くなってしまい下顎頭と下顎窩が直接接触してしまい骨が変形していく変形性顎関節症を引き起こす場合
※その他、ストレスや歯ぎしり、食いしばり、姿勢、頬杖、歯列接触癖などいろいろなケースで将来的に顎関節症を引き起こしてしまうリスクが考えられます。